MONA TiproidでMonapartyトークンを扱わない理由
MONA TiproidでMonapartyトークンを扱わない(モナパちゃんにTiproidを統合しない)理由を整理しておきます。
- MONAとトークンは処理がけっこう違うので統合してもコード/処理が倍になるだけで保守/運用上のメリットはない
- トークン名を付け忘れて誤ってMONAを送る事故を防ぐために、MONAを送るときにはちゃんと「MONA」と書いてもらう仕様にした方が良いが、そうすると頻繁に「MONA」を付け忘れることが予想される(私自身もネムリンちゃん@tipnemでよく「XEM」を付け忘れるので)
- MONAとトークンでは担保すべきセキュリティや整合性に差があるので、MONA Tiproidとモナパちゃんで分離されている方が運用上やりやすい
- MONA Tiproidとモナパちゃんのdeposit〜withdrawの内部的なフローはだいぶ違う。MONA Tiproidをモナパちゃんの仕組み(単一アドレスへのコメント付き送金によるdeposit)に寄せることは不可能。逆にモナパちゃんをMONA Tiproidの仕組み(BIP32でアカウント毎に生成したアドレスへの送金によるdeposit)に寄せることは可能だが、トークンだけdepositされた場合に手数料のMONAを供給しないとその先へ動かせないので処理が難しい。MONAとトークンでdepositアドレスを変えるのは間違いなく混乱を招くので論外。
こんな感じ。
Twitterに書くと以前の考えを掘り起こすのが難しく再考する羽目になる場合が多いので、整理したなどはこのブログに書くことにしました。完全に自分用のメモですが。